水が飲めない子供が増えている理由

水が飲めない子供が増えている理由水は人間が生きる上で欠かすことのできないものですが、最近水が飲めないという子供が増えています。水が飲めないといっても、水分が摂れないというわけではありません。お茶やジュースなどの味がついている飲み物は飲むことができるのですが、味のない水が飲めないということです。

では、なぜそのようなことが起きてしまうのでしょうか。それは子供が持つ味覚にあります。生まれたばかりの赤ちゃんは水はもちろん、お茶なども飲みません。母乳やミルクを飲むことで栄養を摂取して大きくなっていきます。赤ちゃんは生まれながらに甘い味を好むため、母乳もミルクも少し甘い味がして抵抗なく飲むことができます。

しかし、味のないものや苦いもの、すっぱいものというのは経験から学ぶ味覚です。草など、毒のあるものは苦みがあるものが多く、腐っているものはすっぱい味がするため、本能的に避けようとするからです。味のないものも積極的に飲もうとはしないでしょう。

また、最近は甘いジュースもたくさん販売されています。1度ジュースを飲んで甘い飲み物を知ってしまうと、お茶や水には戻れなくなってしまう子供もたくさんいます。ジュースにはたくさんの糖分が含まれているので、水の代わりに飲むものではありません。

子供は体が小さいので1度にたくさんの飲食はできません。そのような中で、甘い飲み物をたくさん飲んでしまうと血糖値が上がり、夕食なども食べられなくなってしまいます。

水が飲めないからといって、ジュースを水分補給に与えるということはよくないことです。子供は本質的に水が飲めない状態で生まれていきます。その状態から飲めるように一緒に成長していくことで、少しずつ水が飲めるようになっていくでしょう。

いきなりゴクゴクと水を飲むというのは珍しいかもしれません。ただ、水が飲めないというのには、子供であるというだけでなくいくつかの理由が考えられます。当てはまることがあれば、解消していきましょう。

水が飲めない子供の原因

水には味がありません。甘い味を好む子供にジュースを与えてしまっては、水よりも甘い方を欲しがるようになってしまいます。少し前までは生後5か月ごろの赤ちゃんに果汁を与えるのは一般的なことでした。

けれども、最近は果汁を与える必要はないという考えが普及しています。小さいうちに甘い味覚を覚えてしまうと、なかなか水を飲むという習慣をつけるのが難しくなってしまいます。泣けばジュースがもらえるという状態も避けるようにしましょう。

そして、味覚障害が起こっている可能性もあります。肉や卵など亜鉛を多く含む食事をしないと、亜鉛不足なり味覚障害が起きてしまいます。水を飲むとまずく感じてしまい、避けるようになります。

また、ビタミンやミネラルが不足すると、胃の粘膜が弱まり、水を飲むと胃に刺激を感じるなどの不快感が出る場合もあります。子供は自分に味覚障害が起きているとはわかりません。胃の不快感を大人に伝えるのも難しいので、水を飲まないことで避けようとします。

味覚障害とは逆に、味覚が敏感すぎて水が飲めないという子供もいます。引っ越してから水道水を飲むと、味が違うことに気づくことがあります。塩素などに敏感な人は特にその傾向があります。そのような人は、軟水のミネラルウォーターしか飲むことができないこともあるでしょう。

水が飲めない理由は、主にこの3つだと言われています。日ごろからバランスの良い食事をとるようにして、小さなころからジュースを与えないことが大切です。味覚が敏感な子供の場合は、少しずつ様子を見てみましょう。引っ越したばかりが1番違いを感じますが、少しずつ慣れていくケースがほとんどだからです。